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新規事業やイノベーション推進の要件「シーズの把握力」を向上させる方法

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イノベーション人財の要件「シーズの把握力」とは

新規事業推進やイノベーションを推進するにあたり技術(テクノロジ)を
上手く活用していく事が重要となります。
そのため、様々な技術を知っており、「どの様な技術なのか?」を理解する
専門性を持っている必要があります。
つまり、常にアンテナを張り、技術動向を把握していく「シーズの把握力」が
必要だとご紹介しました。

今回はシーズの把握力の必要性と能力を伸ばしていく方法をご紹介します。

 

なぜシーズの把握力が必要なのか?

B to B、B to Cをとはず、近年は様々な製品やサービスが存在します。
これらの製品やサービスには、何かしらの技術が使われています。
(必ずしも先端技術とは限りません)
例えばパン屋にしてもPOSシステムは必要でしょうし、
最近は画像認識を用いてパンの値段を識別する
「フードスキャン」も見かけるようになってきました。
(実際、私の自宅近くのパン屋にも導入され、精度の高さに驚かされました。)
このように理系・文系など関係なく殆どの業種、職種で
大なり小なり「技術」に関わっているのではないでしょうか。
私が言っている「シーズの把握力」とは、各技術のスペシャリストの様に
原理原則を理解していくことを言っているのではなく、
技術の特徴を把握し、「何ができるのか?」を理解し、
活用シーンを想像する力を指しています。

 

シーズの把握力を向上させるには?

「シーズの把握力」とは、「様々な技術を知っている」、
「技術を理解できる」であると定義しました。
それではこれらを向上させるにはどうすればよいのでしょうか?

下記では、それらを向上させる方法を紹介したいと思います。

 

様々な技術を知っている

様々な技術を知っている」に関しては、科学雑誌や論文を読むというより、
まずは色々なことに興味を持つことが大事だと思います。
パン屋の例の様に日々の生活には様々な技術が使われています。
興味も無いのに科学雑誌などを読んでも続かないので、まずは手に取ったものに対し、
「どの様な技術が使われているのか?」「軽量化できた理由は何か?」
「小型化できた理由は何か?」などを調べてみて、
徐々にアンテナを広げていくというやり方が一番だと思います。

 

様々な技術を知る

 

 

技術を理解できる

「技術を理解できる」に関しては、考えることが重要だと思います。
もちろんバックグラウンドとして理系的素養があるに越したことはありませんが、
文系だからと言って理解できないわけではありません。
また理系と言っても範囲は広いですし、
物理が得意、化学が得意など同じ理系でも専門性は異なりますので、
専門以外は理系でも文系の人とあまり変わりません。
それよりも大事なのは、技術に対してきちんと向き合い
思考し、整理し、本質を理解していく事です。

 

考える

 

 

まとめ

シーズの把握力を向上させるには、
様々なことにアンテナを広げ様々な技術を知ることと
技術の本質を思考し、理解することです。

本質を理解する為の思考方法として、
弊社ではイノベーションアーキテクチャモデルを提唱しています。
これらの手法・方法論に興味のある方は、お問合せ下さい。

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市場ニーズと解決方法である技術(シーズ)の関係性を見える化する独自のフレームワーク(イノベーションアーキテクチャモデル)を活用して、アイデア創発・座組構築・製品化/サービス化まで企画~実行まで地に足の着いた方法で新規事業開発を支援しています。
(イノベーション支援、新規事業支援、共創支援、自社技術の展開支援など)

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