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イノベーション・新規事業に必要な基礎知識 ~SDG~

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イノベーション・新規事業に必要な基礎知識

新規事業やイノベーションを推進している方々は、
どの様な施策を打てばよいかを日々、検討しているかと思います。

そこで本コラムでは、技術経営や経営工学などで用いられる用語を解説していきたいと思います。

 

 

SDGとは

SDGとは「Strategic Design Group」の略で、プロジェクトポートフォリオの手法の一つです。

縦軸を「技術的リスク」、横軸を「収益性」とし、
4象限のマトリックスを構成し、その中に各プロジェクトをプロットしていきます。

 

 

目的・目標

SDGは、ポートフォリオマネジメントの手法の一部であるため、目的はリスクの最小化と価値の最大化にあります。
投資すべき対象の組合せとバランスの中で、ポートフォリオ全体としてのリスク最小化と価値最大を実現していきます。

 

 

ポイント

①Oyster
収益性の見込めるプロジェクトだが、技術的難易度が高く、開発に失敗したり、収益が出ない製品を開発したりしてしまう可能性があるため、リスク低減を行う必要がある
②Pearl
最も望ましいプロジェクトであり、各プロジェクトがこれらの領域に近づくようにしていく必要がある
③White Elephant
原則的に撤退すべき領域のプロジェクトである。しかし、技術開発を行い他製品への転用などを考慮し、戦略的に実施する場合は例外である
④Bread & Butter
最も多くのプロジェクトがこの領域になる。既存技術の流用などでリスクは少ないが、コストを注意しないと赤字プロジェクトになる可能性がある

 

 

Strategic Design Group

 

 

課題

各領域によって、対応策が異なってくる。
そのため、現在のプロジェクトがどの位置にいるかをしっかり把握し、
適切な対応策を打つ必要が出てくる。

SDGの分析手法は、
他のプロジェクトとの相乗効果や戦略シナリオを時間軸で見ることができないため、
状況に応じた戦略立案手法を用いて総合的に戦略を組立てる必要がある

 

 

まとめ

プロジェクトの推進もカイゼン活動など
モノゴトは、まずは見える化(現状把握)をすることが大事です。

SDGは、技術と収益性を軸にプロジェクトを評価する手法であり、
技術マネジメントでは、オーソドックスな手法ですので、
ぜひ活用して頂きたい手法である。

弊社では、イノベーション支援や新規事業支援を行うコンサルティングサービス、
または、調査サービスを提供しています。
興味がある方は、資料請求をお申し付け下さい。

 

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